凝固剤比較レッスン補足
7月のお菓子教室ですが最終クラスまで実験を繰り返し多少レシピを変えた方が良いと結論が出ましたのでこちらに記載します。
お手持ちのレシピを変更してください。
水ゼリーの水の量
粉寒天で作る 300→400
粉寒天+ゼラチンで作る300→400 に増やしてください。
参考レシピ
アガーを使うフルーツゼリー
砂糖25→30〜40gにお好みで増やしてください。
シロップ
熱湯40
グラニュー糖60で作ってください。
最初のクラスは水、と説明してしまったかもしれません。水を使うと結晶化しますので熱湯!
そして水ゼリーの評判が水攻めだとすこぶる悪かったので途中からコーヒーゼリーに変更したのですがタンニンを含むコーヒー、紅茶もゼラチンで固まります、と説明しましたがこれは補足が必要でした。
濃くいれたコーヒー・紅茶はタンニンが多く含まれます。濃く入れた場合はレシピの水ゼリーのゼラチンの量ではゆるいです。
レシピの水ゼリーの比率は
ゼラチン1g : コーヒー60g
タンニンを多く含むコーヒーゼリーは
ゼラチン1g : コーヒー40〜45g でちょうど良い固さでした。
ただ、これもコーヒーが濃くなければレシピのゼラチンでも固まりますし、凝固剤のメーカーにより用を多少の硬さの違いは出ると思いますので一度お手持ちので作ってゆるいようなら凝固剤の量を増やしてみてください。
寒天、アガーはコーヒーに変更しても水ゼリーの量そのままで作れました。
お教室ではいろいろなコーヒーを使っていたため結果がわかるまでに時間がかかってしまいました。すみませんが上記の実験結果を頭において作ってみてくださいね。
参考レシピのアガーを使うフルーツゼリーを桃のコンポートで。煮たシロップをそのまま使うので捨てるところなし。
すこぶる評判の悪かった水ゼリーですが今日くらい暑くなってきたらすごーく美味しく感じると思うんだけどなあ。
さっぱりして本当に美味しいんだけどなあ。
騙されたと思って一回作ってみてください。お好きなミネラルウォーターでね!