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もうすぐ薔薇のシーズンです



木香ばらにこんなにいっぱい花芽がついています。
ゴールデンウィークのあたりが最高にきれいに咲きます。
このばらが玄関の上から壁に白い小さな花をたっぷりつける姿はかなり素敵。
香りも良くてうっとりしてしまいます。
4月のマルシェは最終日曜なので咲いてくれたら良いなー。



そうだ、それに合わせてと、枕木のアプローチの間の土に胡桃の殻を撒いてみました。
雑草を抜くとどうしても土が減ってしまい、足すのも結構大変で何か良い策はないものかしらと思っていたらこんなに面白いものがありました。
ブラック、ナチュラル、ホワイトと3種類の胡桃の殻。ほんとにただの殻です。
ホワイトは菓子胡桃という種類で菓子屋だからそれがいいな、なんて思ったのですが山胡桃の方が割れないよ、と聞いてナチュラルを撒きました。



踏むとからから音がしてたのしい。
あっという間に5kg使ってしまって追加しました。
ばらの根元にまくとカミキリムシや黒点病予防にもなるかな、と試してみようと思って。
興味を持たれた方はのぞいてみると楽しいと思います。
http://www.kurukara.net/
2年前のゴールデンウィークに玄関を自力で改装して、枕木でアプローチを作りました。
お知らせ箱を作ってイベントのお知らせを入れるようにしたり、ガレージの屋根にふち飾りをつくってもらったり、少しずつ変化して行っています。



そこにこの胡桃のマルチングが新しく加わり、また少し変わりました。
私は結構変化を好む性質なのでこうやって日常のどこかを少しでも変化させて行くのが楽しいのです。

数年前に会い、一緒に仕事をするようになった踊るパン屋のさつきさんが今日名古屋に引っ越します。昨日胡桃をまきながらさつきちゃんこれ好きそうだな、見てもらいたいななんて思ってそうだ、今日引っ越し?とメールしたら明日行くの、と返事が来てあーまだ近くにいてくれてる、なんてなんだか安心してしまった。
今頃もう出発したかな。
さつきちゃんのブログを読んだら切なくなってしまいました。
きっと彼女は変化を楽しみ、今度は帰ってきたくないと言ってくれると思います。


懐かしい友人と再開したり、新しい友人が引っ越したり、春は何かが変わる時期なのでしょう。
そうだ、来週急にアメリカから兄家族が遊びにくるという連絡も来ました。
望むと望まないとに関わらず変化はこうして小さな風位からハリケーン級(アメリカから)までやってくる。

まあ、風が吹かない人生なんてつまらないというものです。










  • 2009.03.30 Monday
  • -
  • 09:45

4月のお菓子教室


* 申し訳ありません。ただ今の土曜の初心者クラスは日によって満員の日があります。
 平日のクラスを新設することが出来ます。お問い合わせくださいませ *


lesson_label.jpg



初級・上級者クラスともにスフレロールケーキです。

初級クラスからのリクエストのレッスンです。
口の中でスッと溶けてしまう不思議な食感のロール生地はパータシューと同様に粉とバターに火を通してから作ります。
材料はほとんど3月のジェノワーズと変わらないのに全然違う食感になります。
その仕組みを知るとお菓子を作る楽しみが広がります。
仕立ては、旬なので苺になるか、抹茶になるか、プレーンになるかはお楽しみ。
もし上手く巻けるようならフルーツ満載で巻くとあの有名店のロールよりおいしいフルーツロールが出来てしまうはず。


研究科は矢羽根模様の美しい仕上がりのロールに挑戦しましょう。
またはジェノワーズ、ビスキュイ、スフレの3種類の生地を作ってそれぞれの特徴と食感の違いを比較するどちらかを。



  • 2009.03.30 Monday
  • -
  • 08:17

懐かしい春



同窓会って出席した事がありません。
いつも仕事に追われていて朝が早いので夜遅くまで外にいる習慣がない事が理由のひとつ。
外に出かけるのが面倒という腰の重さがもうひとつ。
結構車で出かけるので、お酒も飲めないのに行きたくないがひとつ。
そして何よりものすごくキレイに物事を忘れる事ができるので昔の事はほとんど覚えていない、というのが一番大きな理由です。
しかも人の顔と名前も忘れるので会っても話す事がないだろう、と思っていました。

それが・・・。この春は何故か昔の友人が急に訪ねて来てくれたり新築祝いに呼ばれたり、懐かしい級友に会う機会が多かったのです。
もう頭フル回転で思い出し、話し、笑い、で、ものすごいエネルギーを使い、短大時代の友人達に会った夜は帰宅して熱を出すほどでした。
もと生徒会会長Yのめちゃくちゃなパワーに当てられたとしか思えない・・・。(ちなみに私は副会長)

人って案外変わらないものだなあ。
大人の挨拶をしたのは最初だけ。5分もたてば18歳の頃と全然変わっていないんだもの。
新築祝いに行ったのに家も見ないでリビングのテーブルから一歩も動かず騒ぎ通し。
子供を連れて来たSなんて全然面倒みないで私が食べさせている始末です。

私達が通った短大はかなり特殊な環境で2年間寮生活でした。
「同じ釜の飯を食べる」どころではなくお風呂も何もかも一緒に過ごしました。
だからかなぁ。なんだかみんな他人とは思えない。
修道院を一緒に卒業した感じ。
母校に愛着なんてぜんぜん感じませんが対人間となるとそうでもないらしいです。

夏には横浜マダム達揃って国立へ遠足に来るそうで、今からオソロシ・・いえ、楽しみです。




そしてマルシェの前々日には幼稚園の年少さんの時に一緒だった友達が来てくれました。
30年ぶりくらいでしたが国立まで迎えに行った私がマスクをしているのを見て「普通取らない?わからないって思わない?」と開口一番説教をくらいました。
私だとわかってるからそうやって説教をたれてるんでしょうが。

これまた話す事あるかなあと思っていたのに出るわでるわ、「あー。そうそう、そうだった」
の連続。
中でも私が作ったという作詞作曲の歌を披露されるにいたってはもう椅子から転げ落ちました。
題して「野いちごの歌」。
あら、かわいいじゃない?と思った方、残念ながら三つ子の魂と言いますかかなりブラックな歌でした。
それをピアノで演奏して弾き語ったらしいのです、私。
覚えていないって幸せです。
短大時代と違って人格形成する前からの友人なので何が飛び出すかわからないビックリ箱と話している様でした。

不思議なのは同じ経験をしていても覚えているポイントがかなり違う、ということ。
捉え方の違いなのか性格なのか。
覚えているようでいて勘違いしている所も多くて「そうだったんだ」という感じ。
話している間にバラバラだったパズルがピシッとはめ込まれたような感覚を何度か味わいました。

クローバーを編んだりシャーベットとは名ばかりの砂糖水を凍らせた物を作って喜々として食べたりカルピスの濃さで揉めたりした友人。
誕生日が同じあなたとはこの先また30年会わなくて会った時にマスクをしていてもわかると思います。


なんだか不思議な春です。
でもなんだか楽しい春でもあります。















  • 2009.03.24 Tuesday
  • -
  • 09:37

風雨の中のMarché 8



晴れオンナ揃いのくろねこチームもこんな日を迎えるのだなあ、と思った小嵐みたいなお天気の中、お客様も嵐のように来て頂いて本当に感謝しております。

「このお天気じゃ、のんびりやりましょう。お昼はスタッフで食べ放題かもよ〜。」なんて話していたのは開店前のこと。
今日はカフェメニューもSold outになる時間がいつもよりかなり早めでした。嬉しい誤算です。

雨も時々降って風が強かったので初めてガレージではなく室内でお菓子販売をしました。
狭くて申し訳なかったのですが売り場を見に行くのがコワイほどのお客様でした。
あんなお天気の中来てくださったお客様、本当にありがとうございました。




今回はパンにチュイル・フロマージュ?をはじめ新作が沢山ならびました。
お菓子は春限定の桜のマカロン?やシナモンクッキーなどの新しい味を作りました。
こうやって少しずつですがおいしい種類を増やしていくつもりです。

次回マルシェは4月26日です。
3月の分もこの日はお天気が大変良く、絶好のお菓子日和になるでしょう(予定)。



 
  • 2009.03.22 Sunday
  • -
  • 22:56

3月のお教室・研究科



いつ研究科になったの〜?っと驚いている上級者クラスの皆さん、今月からですよ。

もう上級者クラスはレシピを変えて4、5回『苺のショートケーキ』を作っています。
いい加減もういいんじゃないかしら?と思ってもやはりみなさんこのケーキを愛しているみたい。何度やっても良いと言う事なのです。
思うんですけど日本人のDNAにはこのケーキをどうしても美味しいと感じるような遺伝子が存在しているんじゃないか。
世界中でこのケーキをこれほど偏愛するのは日本の人だけ、というか日本生まれ、他の国には
似たお菓子はあっても純粋にこのケーキはないんです。
見た目が日の丸みたいで単純で覚えやすいデザインだから?加えて日本の人がおいしいという時に必ず付随する「柔らかくて」という食感?はたまた不二屋の功績?どこかに原因がありそう。

お教室で「苺のショートケーキ」を試食する時が1年で一番楽しい。
皆さん、小学一年生みたいな笑顔。
このお菓子を大人っぽくクールに食べるのは難しいと言えます。

そのお菓子を比重を計って黄金律で作ってみたのがこのショートケーキです。

お教室で一番古くから通っていらっしゃるYさんがこれを召し上がってひとこと、
「しのさん、これは絶品よ」


私は正直言って生クリームより生粋のバター好き。
皆さんほど強い愛情は感じないのです。
パイやクレープの方がずーっと好きなのですがこのケーキを無性に食べたくなる日が1年に2回くらいはあります。いや、3回、4回位かな・・・。
このケーキはホールで丸ごと作るしかないので作ります。8カット分位かな。
そして一気に全部食べます。
・・・なんだ、やっぱり私も好きなんじゃないの。




  • 2009.03.19 Thursday
  • -
  • 13:18

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