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8/31



プランター農園の収穫。韓国唐辛子とパプリカ。

これを使ってお弁当を作り、府中までテンペラの会に行って来ました。
美術館の古典技法のワークショップで知り合った人達が作ったテンペラを描く会、です。
テンペラ画は油絵技法が出来る前まで使われていた古典技法です。
例:ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」

会員中、出席率の低さと筆の遅さでは私の右に出る者はいません。←いばるな。
日頃の不義理を払拭すべく、「明日お弁当作って行きま〜す」と午前中から来ている先輩方に押し売り弁当。

夏休み直前にお弁当を作るんだ、とブログに載せたら従姉妹が夏の旅行先の会津から会津塗りの素敵なお弁当箱を送ってくれました。
箱を開けたらぷんと塗りの良い香り。なんてタイムリーなお土産。嬉しいなんてものじゃなかった。
例年夏には友人達と箱根、伊豆辺りの豪華旅館に泊まるのが恒例で、それを楽しみに1年働いている、と笑っていた彼女達は今年は復興支援に東北で牛を食べる!旅行にしたのだそうです。
もう。なんて義侠心溢れる姐さん達だろう。
あなた達、ほんとにカッコイイわ。



それがこの赤いお弁当箱です。友人からのプレゼントのウィンナー柄のてぬぐいとばっちり合ってお昼が待ち遠しい感じです。




5人分を並べると中々壮観。
お弁当作りもそろそろ終わりかな、とちょっとサビシく思っていたので最後のイベントにしました。先輩方に作るのはちょっと気がひけないでもなかったけど、皆さん、美味しいと完食してくれて私の方が嬉しかった。





肝心の絵は今日はほとんどお休みで額に着彩したり、お喋りしたりで1日経ってしまいました。
前に金箔を貼った支持体に絵の具をのせるのに、オックスギャルという牛の胆汁液が必要なのでした。買いに行くまで描けないのでこれを書き終えたら世界堂へ出掛けます。




夏休みも子供達は今日1日で終わりですね。
大人の私はまだまだ休みますよ。ふふふ。






コンちゃんは毎日お休み・・・にゃから。

 
  • 2011.08.31 Wednesday
  • -
  • 08:57

8/31



プランター農園の収穫。韓国唐辛子とパプリカ。

これを使ってお弁当を作り、府中までテンペラの会に行って来ました。
美術館の古典技法のワークショップで知り合った人達が作ったテンペラを描く会、です。
テンペラ画は油絵技法が出来る前まで使われていた古典技法です。
例:ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」

会員中、出席率の低さと筆の遅さでは私の右に出る者はいません。←いばるな。
日頃の不義理を払拭すべく、「明日お弁当作って行きま〜す」と午前中から来ている先輩方に押し売り弁当。

夏休み直前にお弁当を作るんだ、とブログに載せたら従姉妹が夏の旅行先の会津から会津塗りの素敵なお弁当箱を送ってくれました。
箱を開けたらぷんと塗りの良い香り。なんてタイムリーなお土産。嬉しいなんてものじゃなかった。
例年夏には友人達と箱根、伊豆辺りの豪華旅館に泊まるのが恒例で、それを楽しみに1年働いている、と笑っていた彼女達は今年は復興支援に東北で牛を食べる!旅行にしたのだそうです。
もう。なんて義侠心溢れる姐さん達だろう。
あなた達、ほんとにカッコイイわ。



それがこの赤いお弁当箱です。友人からのプレゼントのウィンナー柄のてぬぐいとばっちり合ってお昼が待ち遠しい感じです。




5人分を並べると中々壮観。
お弁当作りもそろそろ終わりかな、とちょっとサビシく思っていたので最後のイベントにしました。先輩方に作るのはちょっと気がひけないでもなかったけど、皆さん、美味しいと完食してくれて私の方が嬉しかった。





肝心の絵は今日はほとんどお休みで額に着彩したり、お喋りしたりで1日経ってしまいました。
前に金箔を貼った支持体に絵の具をのせるのに、オックスギャルという牛の胆汁液が必要なのでした。買いに行くまで描けないのでこれを書き終えたら世界堂へ出掛けます。




夏休みも子供達は今日1日で終わりですね。
大人の私はまだまだ休みますよ。ふふふ。






コンちゃんは毎日お休み・・・にゃから。

 
  • 2011.08.31 Wednesday
  • -
  • 08:57

模様替え

おもい〜、大きい〜、いらない〜、と呪文を唱えつつ猫脚の食器棚をどこかに入れなくてはいけないと奮闘中です。
何が何でもこの1階に収めなくては、とサイズを測りながら一番労力の少ない位置で収めようとがんばります。



真ん中と右端、どちらの配置が良いか迷いました。また食器を入れると感じが変わるのですがその労力はかけたくない。結局食器が結構デコラティブだから目立たない所へ、と右端に。

どうでしょう?これ、右と真ん中と客観的にはどう感じるのだろう。
人の家の食器棚の配置なんて興味はないと思いますが、いやぜっ〜たい真ん中がステキ、という意見があったらあっさり真ん中に動かしますので人助けと思ってメールをください。






参加型ねこ、キャトル君は新しい家具にはとりあえず入る。寝る。
あの、親方、お尻に敷いているの、ティコゼーなんですが。





食器をいれます。この食器達もまたもや重い、大きい、要らない・・・。
文句を言いながらも入れ終えました。







さて、離れてみると・・・。うん?結構良いかも。
まあそうとでも思わなかったらやっていられませんが隣のディベットとも合っています。
やっぱり同じフランス生まれだから?

かなり凸凹が出て面白い空間になりました。






どこへ動かそうとコンちゃんのお気に入りの定位置はディベット。
やっぱり猫がいるから我家、という感じ。いなかったら知らない家みたい。





あと、私が欲しいと言ってもらって来た猫のドアストッパーやだるま時計もまるで前からあったような顔で収まりました。
また秋から営業した時にでもちょっと雰囲気の変わった場所をお客さまにも楽しんで頂きたいと思っています。



食器棚の鍵にパリの蚤の市で買ったタッセルを。
これで君も家の子になってしまったわけだね。

さて、これで我家はもう余分なものは箸一膳たりとも入らなくなりました。

サビシいような、まあ仕方がないような、複雑な気分です。

 
  • 2011.08.25 Thursday
  • -
  • 10:15

週末小旅行



わかり難いですが曇天の海、由比ケ浜です。
曇りで涼しくなった土日、レンタカーを借りて静岡の清水に一泊旅行へ行って来ました。


近郊美術館2件はしご、も計画のうちなのでまず目的地を通り過ぎて静岡市美術館へ。



「歌川国芳展」へ。没後150年展です。
浮世絵に特別興味がある訳ではないのですがこれは見たかった。
東京へは12月に巡回して来ますがクリスマス時期はお菓子屋農繁期なのでそれなら今見に行こう、と出掛けました。

行って良かった。
とても良い企画展でした。421点(前後期入れ替えなので数点見られなかったけれど)の大企画展。
武者絵で有名ですが猫好きでも有名で動物を描いた作品も多く、力の入った代表作の大作も素晴らしいけれど小さな作品の中の動物や金魚も良かった。
小さな作品を見ると作者の人柄と言うか普段の顔がかいま見られるようで面白いのです。

浮世絵の展覧会に行くといつも思う事ですが浮世絵師はデザイナーとしての感覚が超人的だと思います。
いや、久しぶりにその世界を堪能しました。大満足。

静岡から清水へ向かいます。
1時間以上かかると思っていたらなんと15分。そんなに近いとは知らなかった。

さて、この旅の本当の目的は母からの大荷物を受け取りに来たのでした。
母からあなたに譲る荷物を送るけどいつが良い?と手紙が来たのが先週。
もう連絡を受けてから数日のブルーなこと。
私の母は家具や食器の趣味がある人なのですが持っている数が半端じゃないのです。ちょっともう信じられない数です。
私は物は持ちすぎない方が良い、と思っているのですがこれはきっと母の反面教師。

最初は誰かにもらってもらってとか、叔母が欲しいんじゃないしら、となんとか逃げていたのですがだんだん声が尖って来ました。幾つになっても母に怒られるのはイヤなもの、致し方なくレンタカー出動となりました。



叔母と母、私でどんどん食器を出してパッキング。
なんか私の人生こればかっりやっているような気がするわ・・・。
女3人お喋りしながらの作業で昔を思い出しました。あと何回こんな時間を一緒に過ごせるかなと思うとまあ、来て良かったか。
私が母と会うのはオリンピックと同じ4年に1回くらいのペースなのです。
だから次会う時には心臓の悪い叔母はこんな手伝いはしてくれないかも、なんてちょっとしんみりしてしまいました。

しかし。現実は厳しいのよ、おかーさん。
「次はこれ持って行ってね」と上機嫌な母を前にげんなりするムスメ。
どこをどうやっても入らないよ!
もうほんとうにお箸一膳たりとも送って来ないでちょうだいね。

という訳でちょっと一興、母のプライベート、無断公開。



これは薬?笥。
子供の頃から家にありました。どこに何が入っているのか全部覚えていて存命だった祖母によく懐中電灯やボタンの引き出しはどこか尋ねられました。
今はこのすべてに物が詰まっていることに気が遠くなる。



デミタスカップ達。
なんてことだ。口はひとつなのになんでこんなに沢山集めるの。
全世界に向けて発信しておいたからね。欲しいといってくれる方もいらっしゃるかも。
期待しましょう。



そして2匹の双子の老猫にも会ってきました。
KenとBarbie。青い布はギプスではなく首に巻く保冷剤。
「なんて過保護なの」と意見したムスメですが内心家に帰ったら早速JESUSさんに買って上あげよう、と思っていたのでした。
家のねこ達に比べると信じられないくらいにおとなしくて良い子達。
きれいなおじいさんとおばあさん、がんばってうんと長生きしようね。



そして翌朝早くに帰路につきました。
高速は使わないでぐる〜っと52号線で山梨の甲府方面へ。
一般道は時間はかかるけれどこんな山間をのんびり抜けて行くので楽しい。
静岡の山は上が丸くて昔話の絵みたいな山が多いように感じます。



山梨県立美術館の企画展「ムーミンと仲間たち」展に寄りました。
こちらは見応えあるというよりは夏休みの子供達にも喜ばれそうな企画です。



格別のムーミン好きというわけではありません。原作者のトーベ・ヤンソンに興味があるので後半の展示はとても面白かったです。
彼女がデザインした切手や雑誌の表紙等、北欧の色使いに溢れている物も多くてなかなか興味深かったです。

夏休みに行ってみたい、でもちょっと遠いし、と思っていた美術館を両方まわれてとても充実した週末でした。
さて、家に帰って大きな棚と食器を下し、結構重い猫脚の棚にウンザリし、もうこれ今ここでガレージセールしたいと思いつつなんとか運び入れました。

旅行中ずっと飲みたかった濃い珈琲をいれて小休止。
さて、家具を移動し、どう収めるか。果たして収まるのか。
それは次回のお楽しみ。(もうヤケクソです)

オマケ。
あまり選ばずに買って帰ったミュージアムショップの葉書にヨクサルがいました。
黄色い葉書の一番右にいるパイプをくわえたのがヨクサルさんです。



帰宅して、家のヨクサル君は私にまとわりついて離れませんでした。

 
  • 2011.08.22 Monday
  • -
  • 09:33

お菓子の博覧会「兎」・「羊」



2月に国立の黄色い鳥器点さんで催した「お菓子の博覧会」の作品をものすご〜いスローペースで紹介しています。

お菓子で作った20数点の作品の中でこの兎と羊はかなり最後の方で作ったものでした。
はじめに古い標本箱を使って立体を作ろうと思い、構想は割としかっりしていたので後になっても作れると思っていましたが乾くのに時間がかかってしまいました。


これは固いクッキー生地で土台(下の紙みたいなものと面)を作り面にマジパンをのせて最後にシュガーを被せました。
コワいもの作ろうと思って作った作品のカテゴリーに入ります。
額面にするには動より静、草食動物の方が表情が合うかと思いました。
兎は干支だし、羊は羊蹄目って目がコワイから。

目の玉は兎はシュガー、羊は飴、左右で色を変えました。途端に表情がなくなります。



意外にこの「羊」さんは来場してくださったお客さまに人気が高かった作品でした。

この「羊」は着想から完成まで道がまっすぐで作っていて楽しかった。
だからお客さまが「これ、いいね」と立ち止まってくださる度に本当に嬉しかった。

巻き毛、と言うんでしょうか。毛はパイ生地に胡麻を巻いて輪切りにしました。





クッキー/シュガー/パイ
これも「こわいもの」作りたさが作らせた作品です。本当はもっと凹凸をつけて立体的に仕上げたかったのですが標本箱が思っているより薄くて平たい顔になりました。羊や兎の表情に乏しい感じとシュガーが忠実に下の面を拾う面白さを表現してみたかったのです。
 
  • 2011.08.20 Saturday
  • -
  • 07:16

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