20150917_11462.png

夏の徒然

一度涼しくなった後のここ数日の熱さ←間違って変換したのですがこっちの方がしっくりくる、は応えます。

暑いのが苦手な私はこの時期は買い物熱も冷めていてさなぎのように余分なエネルギーは使わないで出来るだけ休もうと思っています。
しかし先週犬連れで食事に行った先でアンティーク屋さんに入ったらこのお菓子の缶と目があってしまいました。



これは誰にでもなく自分に言っているのですが骨董好きって相当な馬鹿じゃないだろうか。
誰かが使って古くなったものを新しい物の数倍から数十倍の値段を支払って、使い勝手も良くない物をだましだまし直して気を使いながら使うなんて。
冷静に考えるとSo Crazyだと思う。誰かこの悪癖を止めてくれと半ば本気で思うのですが私の中にはこのクレイジーな血がごうごうと流れていてる。

物に限らず家も新築のピカピカの家にはまったく興味はなし、半分廃墟みたいな建っているのがやっとみたいな家に強く心惹かれる馬鹿者です。
あ。そういえばこの人好きだなと思う人にはお年寄りが多いなあ。

なんてやっかいな。
なんてクレイジーな。

居間にある3つの古い古いボンボン時計もどれひとつ正確な時間を指していなくて生徒さんに「3つもあるのにひとつも合っていなくてよく普通に生活できてますね」と言われるのですが全然問題ないもの。ピシッと数字で表記される時計と一緒に暮らしていたらと思うとなんだか悲しくなって来る。
この感覚がすでに問題あるんだ。

先の赤いお菓子の缶にしてもタッパーにしとけ、という正しい心の声も一瞬聞こえたのですが悪魔の声が「タッパーにはこの味は出せないよねえ」とささやくのがはっきり聞こえた。
それで手に取って会計に行ってしまった。
味ってなんだ、古い物の味って。と悪魔に面と向かって膝詰め談判で聞いてみたい、ほんとーに。

しかし家人は私よりずっと考えは柔軟でアンティークももちろん好き(車をご覧ください)なのですが今っぽいものもアンテナで捕らえてきます。
これは最近のヒット。
原作はたぶんしろくまなのでしょうが私が見た時にはすでにウーになってた。マジックで点を書き加えたみたいです。
なかなか似てるこのウーバックは保冷袋付きなのでお散歩にもお出掛けにも使えます。



さて、今日も暑いのでオーブンはお休みにして朝早く起きて本体とバッグを持って水遊びに行ってきました。
去年はまったく遊ばなかった川ですが今年はどうかな?



おぉ。成長した。少々しぶっていましたがそれでも去年のように岸にいて動かないという事はなかった。飛び石を伝って向こう岸へ移ろうとして目測を誤りもんどりうって川に落ちびしょぬれになりましたがかなり進歩した、と言って良いでしょう。



帰りにスターバックスで朝ご飯。
ぼくちんアーバン派ですから川より断然こっちが好きでし。
ようやくテーブルの下で「伏せ」して待つことが出来るようになってきました。
ここまで来るのに1年かかった。
これからの1年で遠泳できるように成長しよう。←シャレになんないでし・・・。
じゃあ、スタバで注文してテーブルまで運べるようにしよう。←ぼくちん、犬なんでしけど・・・。











  • 2013.08.31 Saturday
  • -
  • 19:47

残暑



我家のグリーンカーテン。網にそって横に這わせて上に上げていくという過程を全く踏まずにどりぁ〜っとまっすぐ上に伸ばしたため今や隣の樅の木にも緑のネットを被せたようにからみつきそのままお隣の家の裏のグリーンカーテンにまでなってくれようとしています。
頼まれていないのにそこまでいかんでええ。

「ちゅらうり」という小さな小さな瓜で一昨年一枝お客様に頂いてあまりの可憐さに心奪われ今年は購入し、植えたのでした。
皆さんのお家のゴーヤが立派に実って今やオレンジ色に熟している時にようやくのんびり花が咲き実らしきものが。



それを毎朝律儀に食いちぎって下に撒き散らかすのを日課にするくろねこヨクサル。
しかも目につく葉っぱはすべて噛みちぎらないと気が済まないらしく、いや毎朝ご苦労なことです。
まったく猫は人間がしてほしくないことはすべてやる。


マットを干そうと思った途端に来てこんなに伸びてみるコンキリエ君。

ヨクサルがちぎっては投げしてもまったく問題ない位、実がなっています。
これは楽しみだな。ちゃんと縞模様の瓜になるのかな。

ようやく暑さも一段落してお尻に火がつき仕事を開始したのですが今日はまた暑いのが帰って来た。今鎮火してくれては困るので朝早くにはオーブンを点けると決めて試作をしています。
夏休みってなんでこんなに早く過ぎるの。
こんなに暑かったら宿題なんてできない。暑いから休んでいいって期間になんで宿題だすの。
と小学生と同じ気持ちで小学生ではなくなった今もぼやきつつ残り少ない時間にラストスパートをかけます。


おかあさん。ほれほれ、ロープで遊ぶでし。

遊ばないでし。誘惑しないでほしいでし。
ようやく仕事モードになったんだから。

さて、私の夏休みは終了。
本日から本格的に仕事再開です。(と言ってしまって後に引けない窮地に我を追い込むのであった)













  • 2013.08.28 Wednesday
  • -
  • 10:23

夏の宵



9人+犬3匹の賑やかなバーベキューです。

場所並びに肉提供はノルブリンカ。デッキにみんなで並んで竃で焼いて。なんとバイクでほっけと七輪持参の人もいて←アトリエサーシャ店主、楽しい一夜になりました。
一癖ありそうな方々が集い夜は更けていきます。


山梨・都留のボーダーコリーのバディと久しぶりに再会したウー。
この2匹はすごい。5時過ぎに会って10時過ぎに別れるまでご飯とトイレ以外はず〜っとレスリングしてた。よほど馬が合うのか。はたまた気に入らないのか。
犬の中でも体力,運動能力トップクラスのボーダーコリーVS一日中野山を駆け巡っていられる骨太で持久力のあるダルメシアン。
白黒同士、体重バンタム級も同階級なのでなかなか勝負がつきません。
バディの飼い主Mさんは「バディにここまでつきあってくれる犬は初めてだ」と喜んで?くれました。



私は笑っていたけれど内心驚いていました。ウーの育ちは想像するしかないのですが檻から出た事がなく散歩もした経験のないウーが他の犬とここまで遊んだのは赤ちゃんの時を除いてたぶんこの夜が生まれて初めてだったはず。
それでも本能で「仲間と遊ぶ」楽しさを忘れていなかったんだ。しかも散歩だとすぐにもう歩きたくない、帰りましょうよ、僕ちんインドア派ですからって言うくせにほんとは体力あるんじゃないか。驚いた。

いつも人間の中で大人しくている良い犬、だったウーがこんなに犬らしく遊ぶ姿を見て私は心底嬉しかった。
そうだよ、君は犬なんだから。そういう一面を持っていてくれて良いんだ。


そうですか。では遠慮なく。

場内乱闘場(室内)を提供してくれたノルブリンカに心から感謝します。
竃の肉を食べるのと脱走するのを防止するため2匹は室内に、人間+トイプーのココが外に出てガラス戸を締め家の中で2匹が戦うのを見物しながらバーベキュー。
写真では音がしませんが実際は結構なドタンゴトンの騒音の合間合間にはっはっはっと大きな息づかいが響き血湧き肉踊る感じで箸も進みます。


時々我にかえり「肉、肉焼いてますね」「ほんとだ」と外に気をとられます。

皆の膝に抱かれたココに「ほら、ココ。あそこに犬がいるよ。野蛮ね」と2匹を指差す人達。
ほんとにそう言いたくなるほどあれ等に比べるとトイプーは犬じゃない。ぬいぐるみだ。


アウトドアにはほとんど興味のない私ですがノルブリンカのウッドデッキの心地良さには心酔しました。人が集まり外で食事を楽しめるって良いなあ。特に夏はなんだか特別感があって。
住む人により家は変化し成長する。
あの家はノルブリンカが住んでどんどん人が集まる家になっている。



ほんとに楽しい夜でした。

その頃、家では。

「犬さあ、バーベキューに呼ばれて行ったんだよ」
「へえ〜。今頃焼かれてんだ」
「たれ付けられてね」
「もう帰って来ないよね」

・・・残念だけど無事帰ってくるよ。




















  • 2013.08.25 Sunday
  • -
  • 10:05

ダーリンに会いに。



暑い日曜日の昼下がり、ウーを助けてくれた埼玉のシェルター「ペット里親会」http://www.petsatooyakai.com/のボランティアのお姉さん2人がウーに会いに来てくれました。


危惧した通りお愛想のない態度ですみません。
お姉さん達とご馳走を食べるんだからと朝食を少なめにしていたのが裏目に出たか。
「ダーリン、目を合わせてくれない」とサビシそうにつぶやかれているのに目を見ないでお姉さんのフォークの先を見つめる犬。

この熱い視線の先はマーヤちゃんのフォーク。
でもデザートが終わってみんながもう何も食べていないと理解したらさっさと寝ていました。
あの。飼い主としてはいたたまれませんけど。



リクエスト頂いたキッシュとサーモンムース、ヴィシソワーズ、アクアパッツア等の野菜とお魚メインのメニューでした。お散歩隊の方はベジタリアンさんが多いです。
うーん、やっぱり作って出してしていると写真は忘れてしまいます。
ついでに添える筈だったクスクス、ルッコラのサラダ、いちじく、全部出し忘れて夕食に食べました。何やってるんでしょう。

若いお嬢さん達は食べっぷりも気っ風も話しっぷりも気持ち良く、笑っている内にあっという間に時間は過ぎてしまいます。
お2人の訪問はなんだか爽やかな夏の風がドアから入って来たような感じでした。
若いっていいなあと最近ほんとに感じます。羨ましいのではなくその存在が嬉しいというか。

卒業して1年経ってこうしてウーに会いに来てくれる人がいるのは嬉しい限り。
シェルターでダーリンと言われていた頃と感じが変わりましたか?というと「同じなのは顔だけで全然違う犬みたいです、落ち着いていて」
じゃあ昔はどんな犬だったの?と聞くと「ダーリンの印象はお調子者で女の子のお尻ばかり追っかけてる感じ」
えぇ〜っ!?ルパン三世ですか!?
ちょっと信じられないけれどそう言えば冬に来てくれたアンちゃんも「ダーリンはお調子者でみんなに可愛がられてた」と言っていた・・・。
お調子者ですか。
また君の新しい一面を知ったよ。家ではまだ調子でてないってことか。これから期待しているよ。



マーヤちゃん、バンダナありがとうです。
この夏は首の保冷タオルがお洒落にアップグレードするです。(昨日までは道路工事のお兄さん達みたいな青のタオルを巻かれてたでし)


シェルターの卒業犬に会いに行っても大抵は忘れているのかそっけなく歓迎してもくれない犬がほとんどだそうです。でも「良いんだよ、君が幸せならそれで良いの」と言ってくれるやさしいお散歩隊さん。
せめて犬に代わって飼い主が感謝の気持ちを精一杯表しますのでマーヤちゃん,保坂さん。またダーリンに会いに来てね。
待っています。






  • 2013.08.19 Monday
  • -
  • 08:09

軽井沢散策



涼しい軽井沢です。



ホテルは犬連れの部屋はエントランスも別で気兼ねなく過ごせて快適でした。
部屋は広くベッドルームの他にもう一部屋、ミニキッチンも別に付いています。
犬は足を拭く必要なく外と中を行き来出来るのでとても楽です。あぁ。いずれ家もそうしたい。
キッチンにいてベッドルームに戻るとどうも挙動不審で慌てているように感じ、何度目かにそ〜っと見に行くと、

あ。ばれちゃいましたか〜。

ベッドの端に遠慮がちに乗っていました。
このホテルは全面的に犬に寛容なのでベッドカバーの上までは良いと書いてあったのでまあ良し。それでも最初はおずおず、すみませんね〜、端っこで良いですから〜と言っていたのに一晩経過したらこうなりました。



犬は増長する生き物だとよくわかりますね。



食事は希望すれば部屋に運んでくれます。朝食はテラスで犬と一緒に。

窓を閉めて寝たのに朝は鳥の声で目を覚ましました。
なんてうるさ・・いえ、素敵なんでしょ。
至れり尽くせりのホテルでした。
ぐっすり寝て3人元気になったので散策に出掛けました。



東京ではお目にかかれない鳥がいっぱい。ゴジュウカラやヤマガラがいました。
オソロシイことに虫もいっぱい。



軽井沢は話しには聞いていたけれど沢山のお店がありどこも東京並みの高品質のサービスが受けられる事が多いです。
そして驚くほど犬に寛容。パリ並みです。
高級店はさすがにダメですがほとんどのお店はテラスで犬と一緒に食事やお茶を楽しめます。
ドッグカフェも多く選ぶのに迷うほどでした。


これは犬用バナナケーキ。

こちらは人用。
パイなんて暑い東京では作るのは至難の技で食べる気にもなれませんがここでは美味しく感じます。やっぱり涼しいから?


名所旧跡並びに食べ物以外のお店(笑)にはあまり興味がないので散歩をメインにして軽井沢らしい石畳やからまつの道を良く歩きました。



万平ホテルの裏の旧軽別荘地の素敵さには圧倒されましたがそれより目を奪われたのはきのこです。
次行く時はキノコ図鑑は必須、ここにもあそこにもウーが食べたら笑っちゃって大変だ的なきのこが目白押しでした。
苔と羊歯ときのこ。どれだけ湿気てるのか。



中軽井沢で多くの時間を過ごしました。人も少なく自然も濃くなり過ごしやすくて良い所でした。


日中は暑いことは暑いのですが乳製品を売っているお店も多いので犬の水分補給用に牛乳やヨーグルトを買えます。犬のおやつのお店にも事欠かないので犬のことで困る事はまったくありませんでした。
木陰は涼しく日陰もたっぷりあるし休める所もいっぱいです。

いっぱい歩いた後はお約束のミカド珈琲のモカソフト。
ウーもご相伴に預かります。


おいしいでし、軽井沢好きでしっ!

今回の私達の旅行の目的は犬と一緒の旅を楽しむ、だったのでそれはもう達成。
安曇野は後輩の尽力が大きく心配なく過ごせましたし、軽井沢は犬連れで行くには快適なリゾートでした。
私はせっかくリゾートに滞在しているというのにスーパーマーケットにばかり行きたがり家人をあきれさせたのですが彼がいなかったらもっと行ってた。珍しいものも地場ものもあり楽しい、楽しい。
でもその高級?スーパーの前でウーを連れて待っていると何人もの方に話しかけられ家人はその時間がちょっと楽しかったみたいです。そういう楽しみもあるんだな。
きっともっと滞在すれば仲良しの犬もすぐに出来そうな町でした。


よく食べて良く遊び、ホテルライフも満喫しました。
初めての犬連れ旅行は思っていた以上に楽しい旅でした。

さて、帰ったら留守を守ってくれたにゃんこの非難をごうごうと浴びながらこれもお約束の夕ご飯、横川の釜飯を食べて一息つきつつ今度はどこに泊まろうかと話しをしたり旅の余韻にひたります。




あ〜。暑い東京に戻って来てしまいました。
でもにゃんも犬も人も元気です。




  • 2013.08.11 Sunday
  • -
  • 08:45

| 1/2PAGES | >>

INSTAGRAM


INSTAGRAM始めました

categories

archives

search this site.

others

mobile

qrcode