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チョコレートの季節



寒いこの季節においしいのはパイとチョコレート。

2月のShopは1日(土)朝8時開店です。
チョコレートを中心に展開しております。
こちらは新作パリの味、薄いしゃりっとしたサブレにプラリネとチョコレートをサンドした粋なクリームサンドです。
パリ風ブラウニーやロングセラーのパヴェ等、美味しいお菓子が8種類並びます。

どうぞShopボタンをクリックしてお楽しみください。

  • 2014.01.29 Wednesday
  • -
  • 08:57

2月のスケジュール



    * カレンダーをクリックすると画面が大きくなります *

今月は全クラスで生ケーキのアントルメの予定です。

初級クラスは「シュバルツバルダーキルシュトルテ」
中級・研究科は「ショコラーデン・トルテ」
どちらもドイツ、ウィーン等で有名なチョコレートを使った生ケーキです。



  • 2014.01.28 Tuesday
  • -
  • 17:47

PUY D'AMOUR



エッフェル塔です。
お菓子屋の古い知人がマルセイユの近くでパテスリーを出店しました。
PUY D'AMOUR
http://www.puydamour.fr/
すごいことです。

私がパリにお菓子の研修に行った時は週末にアパートに呼んでくれて美味しい手料理をご馳走してくれました。
研修も長くなり日本に残した猫達を心配していた時だったので彼女の飼っている猫に癒されました。



こちらは彼女が当時勤めていたサロン・ド・テのお菓子。
どれも洗練されていて美しく美味しかった。


私の古い大事なケーキのノートには当時彼女が書いてくれたレシピがいっぱいです。
それを見る度彼女のことを思い出すのです。
PUY D'AMOURという店名は直訳すると「愛の井戸」ですが古典菓子として有名なお菓子の名前。
どうぞフランスに行かれた折りにはぜひお立ち寄りになってください。
きっと素晴らしく美味しいお菓子達に出会えると思います。
あ〜、私も今すぐに行きたい!!






  • 2014.01.28 Tuesday
  • -
  • 11:33

ちはやふる



フルーツ盛りだくさんなサンドイッチのようですがこれは面白いご注文でした。
百人一首が大好きなお嬢さんへのお誕生日ケーキ。

百人一種と言われてあれは何と言うのでしょうか、畳みたいな縁取りのところ。カルタの縁の部分、あれを数色縦縞にした大きなケーキを作ってそれに一首書こうかと思いましたがチョコレートと抹茶が苦手な今日の主役です。どう作っても抹茶とチョコ必須だなぁと考え直し。
そして上の句下の句って言うんでしょうか。あれを一緒に書いちゃだめなんじゃないの?ゲームとして成立しないよね、と気が付き4人家族のお客様だから上の句下の句×2首ではじめから銘々カット済みにしようと思い至りました。



出来上がったケーキがこちら。        
主役のお好きな句は「いにしえの奈良の都の八重桜 今日ここのへににほいぬるかな」でした。これ作者は伊勢大輔という方です。はじめは右端に作者名を後から入れるつもりで隙間を空けて句を書き始めたのですが伊勢の勢、そして輔。この字数の多さにあきらめてしまいました。
もうひとつはご注文をくださったお母様がすらすらとおっしゃった句なのでそれを書きましたがこれ作者は在原業平朝臣 。もうムリ。絶対。入り切らないし。
ケーキに字を直接書くのは結構難しいのですがその上縦書き!もう何十年も書いていないかもね、縦に字を。
直ぐに固まらない、でもいずれは固まる固さのチョコレートを作り練習なしでいきなり清書です。
あまり太字にするとチョコ嫌いだからなあと出来るだけ細い字で書きましたが書きながら笑いそうになって焦りました。
緊張するべき場面で緊張するどころか笑いがとまらなくなる悪い癖を亡くなった父によく怒られたものだと思い出しながら書いておりました。そういえば私の父は恐ろしく字が上手だった。あの時だけ乗り移ってくれたらよかったのに、パパ。



今日はお誕生日ケーキのご注文がいっぱいの日曜日でした。
今日の主役は小学生と中学生、高校生。みんな将来は何になりたいのでしょうか。
みんな夢が叶うと良いなあと思いながら生クリームを泡立て、パイを焼いておりました。

私は小さい頃に夢見た職業とはまったく違う仕事につきましたがこれもまた人生です。
余ったシューを犬と分けながらお菓子屋の今の私もしあわせだなと思えました。

  • 2014.01.26 Sunday
  • -
  • 18:41

お菓子屋



今月のお菓子教室の初心者クラスのメニューはこのショソン・オ・ポムです。
「りんごのスリッパ」という名前の平凡なアップルパイですが自分で作ったショソンは想像以上に美味しいものです。中のりんごは熱々でハラハラほろほろと口の中でほどけるパイ生地。

大げさですが上手に焼けたショソンを食べると私はいつも「生きててよかった」と思います。
それくらいパイが好き。このショソンが好き。
なんといってもパートフィユタージュ(折パイ)好きなのでもっとみんなにこのおいしさを伝えたい。
初級クラスの皆さん、とにかく作ってね。作らないと暖かくなっちゃうから。上手に出来るのは寒い今ですよ。ピンポイントで業務連絡です。



こちらはこれまたふつうの「苺のショートケーキ」
正直言ってそれほど好きなお菓子ではないのですがたまに食べるとあぁ、おいしいなあと思います。(普通の人の10倍位は食べててその上での「それほど」と「たまに」です)
これは友人のためのバースディケーキ。腰を痛めてる女なので外出もままならんだろうと作りました。さっき「美味しかった〜」のメールが来て安心しました。「おいしかった」と言ってもらえるまでは結構不安だったりするのです、というと皆さんえ〜!とおっしゃいますがそうなんですよ。幾つ作っても最高に美味しく出来たと思ってもやっぱりそういうものです。

私はジェノワーズを薄く切り、苺も薄く切ったバランスが好きなので背が高くなっています。
ジェノワーズが上手に出来るとあとは楽なケーキです。この日のジェノワーズはかなりな高得点でした。
柔らかなジェノワーズと苺の王道のケーキ。
これを美味しく作りたいとお教室に来てくださる方も多いです。
その熱意はかなりなもので日本人の中にはこのケーキを愛するDNAが存在すると思います。
だからやっぱり美味しく作ってもらいたいなあとこのケーキも頻繁にメニューに登場するのです。

アップルパイと苺のショートケーキ。
これをこんなに探求する人生になるとは思っていなかった。

最近ようやく、やっとお菓子屋になれたかなと思う日々です。




  • 2014.01.22 Wednesday
  • -
  • 10:17

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