夏休みはじまったばかり。
昨日お客さまに頂いた長野のお土産のプラム。
信じられないほど大きくて甘い。
そのまま食べようかとも思ったのですが・・・やはりコンフィチュールになりました。
ウーは果物大好きなのでまるまるひとつをおやつに頂きました。
プラムはサンタローザや大石等、種類が多く甘みと酸味色も微妙に違います。コンフィチュールにするとその差が結構わかって楽しいのです。
今日の仕上がりはパープル,レッド、ピンクの混ざり合ったヴィヴィットな色合いです。
私には縁がなかった色だなあなんて出来上がりを見て思ってしまいました。
いやいや。おばあさんになったらこんな髪の色に染めるのも悪くないぞ。
おいしいジャムになりました。
素敵なお土産をごちそうさまでした。
さて、昨日から楽しみにしていた夏休みがスタートしましたが昨日は事務仕事初日、今日は普通にお菓子も焼いてコンフィチュールも仕込んで、明日は雑誌のレシピの撮影があって、と全然休んではいないのです。
私のお休みは結局そうなるのですがでも、それにしても時間の余裕はいつもより確実にあって
気持ちの余裕はそれに輪をかけてたっぷりあります。
やっぱりお休みは良いなあ。
今日は夕方から早めに帰宅した家人と犬と多摩川にツバメを見に行って来ました。
我家にとっては楽しみにしている夏のイベントです。
写真では明るくお昼みたいに見えますが夕方の6時50分頃です。
7時を過ぎて空の色が変わり始めると四方八方からツバメが多摩川のヨシ原の塒に帰って来るのです。その数、二万羽。スゴいです。鳴き声も賑やか。
まずはこの春生まれた若鳥が、そして親鳥達が帰って来るそうです。大騒ぎの後に急に静まるのも面白い。修学旅行みたいです。
スピードが早くて写真はこれが精一杯ですが肉眼で見ていると圧倒される数です。
あ、ゆっくりなツバメが!とカメラを向けていたら家人が「それはこうもり」
この河原でしばらく過ごし、皆が集まったらフィリピンに向かって集団で移動するのだそうです。
国立駅の駅舎で孵った燕も、家の側のクリーニング屋さんで孵ったツバメもみんな元気でフィリピンに到着しておくれと祈るような気持ちで帰途につきました。
ウーが楽しそうに歩く後ろ姿を見ながら私も土手を上りました。
土手を上るのも下るのも道路を渡るのも、今では当たり前に出来ていますが初めての夏はどれひとつ出来なかった。
一昨年の今頃ツバメを見に来てその帰りに初めて自分ひとりで車に飛び乗る事ができたのです。
その時の誇らしそうな顔。ツバメを見る度に私はあの顔を思い出します。
今年の夏はまたひとつ、出来る事が増えると良いね。ウー。
- 2014.07.29 Tuesday
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- 21:13