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夏休み

なんだかつい先日夏休み始まりましたって書いた気がするのに。

それはもしや去年の記憶か。

時間の経つのが早すぎる〜。

 

さて、ウエディングを無事終え今日から夏休みです。

今日から9月末までくろねこ軒はマルシェ、ネットショップ、オーダーケーキ、すべての業務がお休みとなります。

夏にお誕生日の方、ごめんなさい。

しかしオーブン点けると40℃越え、生クリームデコレーションが不可能な暑さがすぐにやって来ます。

最近の日本ではケーキ屋は秋〜春の季節労働になりつつあります。

 

この夏もお弁当作りから始まっています。

今の所それほど暑くないので楽しく作っております。

少量作るのは性に合わない、毎日4つ作ってちょうど良い。

普段はお昼は食べたり食べなかったりなのですが夏はお弁当があるので目一杯働けてありがたい。(休んでないじゃん)

 

今日は3色ごはんと野菜の煮物。

昨日はごぼうの天ぷらとピーマンの肉詰め。

やはり昔母が作ってくれた料理がよく登場します。明日はコーンご飯と春巻にしようかなあ。

こうして書いてみるとわざわざアップする程たいそうな内容ではないですね。

でも人のお弁当って覗いてみたくなるじゃないですか。あ。それは私だけ?

 

 

そしてコンフィチュールも今年は早めに仕込み始めました。

桃、ブルーベリー、ブラックベリー相手に奮闘中です。

これも夏の楽しみです。

NHK文化センターのコンフィチュールレッスンもあるし、今年はのんびりするというよりは結構アクティヴに動く夏になりそうです。

 

ブログはのんびり更新して行くつもりですのでどうぞ覗いてくださいませ。


ウエディング

 

真夏のウエディングケーキです。

この季節にはかっちりと生クリームを塗って仕上げるウエディングケーキは作れないのです。

花嫁さんとの打ち合わせはまずそこから始まったのですがなんとご希望が「ケーキカットしなくて良い、個々にもう切れているケーキをお願いします」でした。これは珍しいです。

真夏のケーキはご希望に対してあれもダメ、これもダメ、で何だか若いお嬢さんをいじめているような気持ちになるものなのですが今回は双方の需要と供給がうまくつり合いました。良かった。

 

一人分ずつカットした細身のロールケーキの中は白鳳のコンポートと生クリーム。

シロップには桃のお酒も入れて桃〜っ!な味わいです。

ジェノワーズはバターを加えてきめ細かくでも柔らかさもあり、積んでもへたれない強度を持たせました。

薔薇はひかりフラワーさんのもの。色合いの淡いばらでまとめました。

奇遇なことに新郎はひかりフラワーさんで働いていたことがあるそうで、人はどこかで繋がっているものなんだなと思ってしまいました。

花も小さめで虫食いもありますが農薬を減らして草取りもして、大変な努力で自然に育ている薔薇はナチュラルなケーキに、そして新郎新婦にとても合っていました。

 

こういう生クリームやバタークリームを塗らないで素朴に仕上げたウエディングケーキは今欧米でとても人気があるのです。

「ネイキッドケーキ」と言う分野が確立されていてガーデンパーティや友人中心のカジュアルなパーティには定番だとか。

しかもひとつひとつセパレートになっているロールケーキは立食にはぴったり。

 

 

梅雨の合間の晴れの日曜日、今月で閉館してしまう小さなギャラリーでの本当に可愛らしいウエディングでした。

新郎新婦さんの飾らない、温かなお人柄そのもののウエディングケーキを作らせてもらって私もしあわせでした。

ありがとうございました。

 

 


8/20(土)横浜みなとみらいでコンフィチュールのレッスンを行います。

あっついでしょうね〜。

担当の方が白桃とヴァニラのコンフィチュールをぜひ!ということなのでこの日程で横浜に参ります。

今回は暑いでしょうしお盆の真ん中ですし小さなお部屋で少人数で和気あいあいとやりましょうと言うことです。

 

メニューは「白桃とヴァニラ」、「プルーン」の2種類を作ります。

コンフィチュールは材料によってその素材の持ち味を活かしてあげる作り方で作ります。

あっさり仕上げる、濃厚に仕上げる等、どうしたいのかにもよりまたそれも変わります。

それが面白いところでもあります。

 

桃は山梨勝沼から、プルーンは長野から。くろねこ軒でいつも使っている農園の美味しいフルーツで作ります。

 

暑い中お越しいただくのですから出来る限り丁寧に説明したいと思っています。

小さな教室ですから距離も近く皆さんで作っている感じで楽しくレッスンしようと思います。

初めての方もコンフィチュールの味をアップグレードしたい方もぜひお越しください。

下記HPより受講受付しております。

 

NHK文化センター横浜ランドマークタワーhttps://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1105223.html

8/20(土)10:30〜13:30

 

ご参加を心からお待ちしております。

 


杏仁豆腐

7月のお菓子教室は「杏仁豆腐」です。

 

さっぱりとしたクラシックタイプと濃いババロワタイプの2種を作ります。

 

すみません。2週目までにレッスンを受けた方、作り方に訂正があります。

 

クラッシックなタイプは始めに杏仁液と寒天を入れて80℃に温める、ではなく沸騰させた後、軽い沸騰状態を保ち2〜3分よくよく混ぜながら寒天を完全に溶かす→室温に戻した(または軽く温めた)ミルクを入れ80℃に温め→砂糖を入れ、に訂正して下さい。

始めは沸騰させなければいけませんでした。

低温殺菌牛乳を使う場合はミルクを人肌に温めてから使用してください。

10月に正しいレシピをお渡ししますが作ってしまう前に取り急ぎご連絡です。

ババロワタイプはレッスン通り80℃くらいに温める、で作って下さい。

もう作っていたら本当にごめんね。

 

暑い夏がやってきますが杏仁豆腐を食べると体がすっきりします。

相手変わって主変わらずなので私は試食はしないことも多いのですが今月はそうもいかない。

杏仁豆腐は別腹、実は大好きなのでした。

 

暑い夏を乗り切って次のレッスンは10月です。

10月からは新しいクールです。ドゥミセック、タルト、ケイク等お菓子の王道が目白押しです。

皆さん,お元気で楽しい夏をお過ごし下さい。

 

 

 


シャルロット

このところお誕生日ケーキにシャルロットのご注文を沢山頂いています。

 

やはり一番人気は苺、シャルロット・フレーズなのですが今年の苺の季節はもう終わりました。

また来年です。

 

 

今日作ったフランボワーズも国産ラズベリーがもう終盤なのでこちらもまた来年、です。

 

 

これは2才のおチビちゃんのお誕生日に作ったシャルロット・ポワール。洋梨です。

缶詰を使うポワールは一見地味な色合いで目新しくもないのですが私の1番のおすすめはこのポワールです。

計算された高品質の美味しさ、洋梨の持つ他のフルーツには真似出来ない柔らかな味わい。本当にやさしい味です。

おチビちゃんにはリキュールは使えないけれど大丈夫ならポワールウィリアムスという洋梨のリキュールをたっぷり使うとえも言われぬ高貴な風味が生まれます。

このお菓子を2才のお誕生日に、と言われたときは内心「この方、お菓子をわかってらっしゃるなあ」と感心してしまいました。

久しぶりに作って古典とも言えるこのお菓子の底力を再認識しました。

 

 

 

そして私のもうひとつのお気に入りがこのテ・ヴェール。抹茶です。

迫力のある外見そのままに濃く香り高くインパクトのある味でこれも本当に美味しい。

洋梨とは対極の力強い美味しさです。

目にも鮮やか。

 

 

シャルロットとはご婦人用帽子のこと。

まわりをぐるり取り囲むビスキュイと中の柔らかなムースの融合を楽しむお菓子です。

本格的な夏が来る前のひと時、シャルロットをお楽しみ頂けて嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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